１ オリジナルプリントに
よる質の高い授業

　教材は食材と同じで、どんなに料理の腕前に長けた人でも、食材が新鮮で良質なものでなければ、良い味をお客様に提供することは困難です。ＣＲＥＳＴでは、極力オリジナル教材にこだわって授業を行っています。小中学生の通常授業は、塾長講師が、長年の指導経験に基づき、生徒の学力レベルに合った良質の問題を吟味しながら、手間暇かけて作成したオリジナルプリントを使い、徹底した反復演習で生徒の学力を伸ばします。私の知る限り、県内の数多くある学習塾の中で、塾専用の業者テキストを一切使わずに、小中学生の全授業をオリジナルプリントでやっている塾は、当塾を除いて皆無と言っていいでしょう。
　ＣＲＥＳＴの他塾にない最大の特色をあえて１つだけ挙げるとすれば、私はこの「自作プリントによる質の高い授業」を何の迷いもなく、そして自信を持って答えます。塾の業務は授業だけだと思われる方も多いかもしれませんが、自作の教材作成に費やす時間と労力は、その日行う授業時間の何倍も必要になります。もし、この教材作成の手間を怠れば、授業の学習効果は著しく低くなり、良質の授業を提供することは難しいと私自身は常に考えています。
　ＣＲＥＳＴの授業の根幹は、すべて自作プリントにあり、それらは、試行錯誤のもと、常に改良改善を重ね、生徒の学力向上のための様々な工夫と、塾講師としての強い信念に基づいて作成されたものです。
　いつの間にか、ＣＲＥＳＴの中学生の通常授業では、休み時間を一切取らずに２時間程の授業を一気にやり切る授業スタイルがあたり前となりました。すべての授業を自作プリントで行うこともさることながら、休み時間のない授業というのも、他塾から見たらかなり異質です。大手の塾ならば、１科目の授業が１時間程度で終わると講師の入れ替えと共に１０分程度の休み時間が入るのが一般的ですが、私自身はその１０分の休み時間さえ無駄にしたくありません。
　長時間の授業が非効率と思う方も、当塾の授業を見ていただければ、すぐに考えが変わることでしょう。ほとんどの生徒が、２時間程の授業を、無駄な私語もなく集中して最後まで取り組んで、あっという間にその日の授業が終わってしまいます。安易な休み時間によって、生徒の集中力や緊張感を中断することなく、授業開始から最後まで一気にやり抜くＣＲＥＳＴの授業スタイルは、「勉強に対する持久力」を高める上で極めて重要だと考えます。これも、すべてオリジナルプリントと授業の質の高さがあるからこそ可能であり、教材と授業の質が伴わなければ、２時間もの間、生徒の集中力を持続させることは不可能です。
　これまでもこれからも、ＣＲＥＳＴでは、生徒の学力向上のために、教材と授業の質にとことんこだわり、日々の研鑽を怠りません。

２ 経験豊富なプロ講師に
よる責任指導

　塾の指導とは、勉強だけ教えれば完結するものではありません。生徒一人ひとりの性格や状況を見極めた上で、細心の注意を払いながら、時には叱り、時には励まし、時にはほめるなど、その生徒に合った対応が必要となります。生徒の気質は年々変化し、生徒の考え方も人それぞれです。１０人いれば１０人の指導法、１００人いれば１００人の指導法があります。家庭学習の課題にしても、その子にとって何が必要かということを十分考えた上で、適切な学習指導をしなければなりません。何の考えもなしに闇雲に課題を出しても、生徒にとっては時間の浪費で終わり、生徒の努力も報われません。その点では、本当の意味での「責任指導」とは、非常に重い言葉だと私は感じています。
　生徒を指導する上でいちばん大切なのは、講師の人間性と、現状に満足しない向上心や謙虚な姿勢、生徒に対する思いがどれだけ強いかということに尽きます。私自身、指導をする上で常に心がけていることは「熱意・誠意・創意」の３点です。これまで数多くの生徒を指導してきましたが、誰にでもあてはまる指導の型はありません。ＣＲＥＳＴでは、塾長自らが、小中全クラス・全科目を担当しているため、生徒一人ひとりの学習状況を誰よりも把握しています。１教科だけ担当、もしくは受験５教科以外の科目を担当している学校の先生よりも、長い時間生徒と共に過ごし、生徒の勉強の様子を熟知しているからこそ、個々の課題を踏まえた的確な学習指導、学習アドバイスが可能となります。進路指導においても、単純に成績表の数値から判断するのではなく、日々の授業を通して感じられる個々の伸びしろ、先々の可能性を見据えたより細かい進路指導を実践しています。
　大手学習塾に通っている塾生全員が、すべて順調に成績が伸び、すべて志望校に合格している訳ではありません。当塾は小さな個人塾です。合格者数では、大手の塾には遠く及びませんが、ＣＲＥＳＴ開校から丸１５年が過ぎて、最初から成績優秀な生徒をトップ校に合格させることよりも、幅広い学力レベルの生徒に対応して、やる気と学力を引き伸ばし、現状よりもワンランク上の高校に合格させることの方がはるかに大変であると今は実感しています。当塾のこれまでの合格実績は、在塾生の成績上昇率で見れば、大手学習塾を始め他塾には絶対負けていないと確信しています。

３ 大手学習塾の3分の2
以下の良心的な授業料

　県内大手学習塾の場合、平均して中１・中２で年間３０万円、中３で年間５０万円以上の費用がかかります。家庭教師と個別指導塾では、科目や授業時間数で料金は大きく変わりますが、５科目で集団授業の塾と同様の内容を求めれば、集団授業の塾よりはるかに高額な費用が必要となります。
　当塾では、ご家庭の負担を少しでも軽減できるように、毎月の授業料・季節ごとの講習代、年間教材費・モギテスト代などは、必要最低限に抑え、大手学習塾の３分の２以下の低料金を維持するつもりです。県内の大手学習塾や全国展開の個別指導塾・家庭教師派遣業では、広告宣伝費や販促費(高額な景品やＤＭ費用)に多額の費用を使っています。特に春や夏の募集時期には毎週うんざりするほどの大手学習塾のチラシを目にしますが、それらの広告宣伝費はすべて授業料に上乗せされていて、負担する塾生にとっては本来とても無駄なものです。
　また大手学習塾では、中３生の受験期で切羽詰まった状況になればなるほど、通常授業とは別に様々なオプション講座を追加させて、どんどん上乗せ料金を求めてきます。もちろん塾も私企業ですから、利潤の追求を目的とするのはやむをえないのですが、チラシなどに掲載されている表向きの金額とは別に、年間を通して、かなりの金額を払うことになるのは、ほとんどの塾で通例となっており、紛れもない事実です。
　ＣＲＥＳＴでは、お預かりした生徒や保護者の満足度を第一に考え、無駄を極力省き、切り詰めるべきところは切り詰めて、授業料は可能な限り低額に設定しています。また、年間を通しても、季節ごとの講習や中３生の入試対策授業など、授業料以外の料金については、可能な限り明瞭な料金提示を行っています。

４ 個々のやる気と競争心
を引き出す集団授業

《個別指導の限界と問題点》
　ＣＲＥＳＴでは開校時、集団クラスと個別クラスの２系統の授業形態をとっていました。個別クラスは、成績下位層を対象に基礎学力の定着を目的としたクラスとしてスタートしたものでしたが、あらゆる方策を実践する中、様々な問題点にぶつかりました。大手塾の台頭により、個別指導はここ２０年位の間にとてもよく耳にするようになりました。実際に個別指導を実践しながら、個別指導の最大の長所とされる「自分のペースに合わせた指導」は、果たして生徒にとって本当にプラスと成り得るのかという疑問を強く持ちました。成績下位層の生徒は、一般的に集中力がなく、根気がありません。宿題や日々の復習など、やるべきことをきちんとやれないから成績が上がらないのに、「自分のペースに合わせた」甘ったるい指導で効果が上がるはずがありません。また、個別指導の場合、どうしても料金が割高になり、指導時間もかなり限られます。長年指導してきた私の経験から言えば、個別指導塾で一般的とされる週１回９０分の授業で出来ることなどたかが知れています。その程度の指導ならば、当塾が理解不足の生徒にたまに実施する個別補習と大差ありません。自分のペースに合わせてくれる個別指導塾は、誰かと比較されることもなく、受ける本人にとっては非常にストレスの少ない居心地の良い空間です。こうした授業形態で、もし効果を発揮するのならば、理解力・記憶力が乏しく人より長い時間を要する成績下位層の生徒ではなく、自分の課題や弱点を客観的に把握し、短時間でも効率よく吸収可能な学力の高い生徒なのです。わかりやすい例として、普段自分で何の努力もせずに、英会話教室で週１回９０分程度の授業に通っているだけで英会話が飛躍的に上達するでしょうか?
　ダイエットでも同じことですが、日頃の自己管理をきちんと出来ない人が、週１回スポーツジムで運動して汗を流したくらいで、劇的なダイエットの効果など期待できるはずがありません。英会話でもダイエットでも様々な方法がその都度登場しては、すぐに消えていきますが、いずれにせよ本人の高い意欲や目的意識、そしてたゆまぬ努力がなければ大きな成果など望めるはずはないのです。
　そんな思いから、生徒の学力を本当に高めるという塾としての原点を見つめ、色々な試行錯誤を重ねながら、私はＣＲＥＳＴの進むべき方向性として、少数精鋭の集団授業で、基礎学力があってやる気のある生徒を徹底的に鍛え上げる道を選びました。

《少数精鋭の集団授業で徹底指導》
　集団授業の長所は、クラス内の生徒の学力がある程度揃っていて初めて発揮されます。成績を左右するのは、本人の資質や努力はもちろんのことですが、それと同じくらい重要なのが、「周りの環境」です。自分を高められる環境に身を置けば、自然とやる気もおき、学力はさらに伸びていきます。その環境とは、自分と同じ学力レベルの子が多くいて互いに切磋琢磨できるような環境を指します。マラソンに例えて言えば、一人で走るよりは、ある程度、集団で競い合って走っているときこそ、好タイムは生まれます。ジョギングのように自分のペースで走るのは、誰かと競い合う苦痛もなく快適ではありますが、良いタイムを出そうと思ったら、他人との比較の中で、自分を客観的に見つめ、それに合った努力が必要となります。
　当塾の中学生クラスは、集団授業の長所を最大限活かす環境作りを念頭に置きながら、受験勉強における最良のみちしるべを常に生徒に提示していくつもりです。質の高い授業を実践するため、当塾では、ある程度の基礎学力があり、本人に意欲があることを塾生の条件としています。具体的に言えば、中学での中間&期末テストの５科目合計点がおおむね平均点以上であることが入塾の基準となります。入塾基準については、学年や募集状況によって変更する場合があります。
　また、大手学習塾のように、１クラス３０名前後の塾生が在籍し、すし詰めのような状況では生徒一人ひとりに即したきめ細かい指導はできないので、当塾では少数精鋭を前提とし、中１・中２クラスにおいては最大で１５人程度、中３生の２学期以降は、英数の授業を学力別に２クラスに分け、例年１０人前後の人数に絞って、大手学習塾には真似のできない「一人ひとりを見つめた徹底指導」を行っています。

５ 万全の定期テスト対策
と高校入試対策

　当塾では、学校の中間期末テスト前は、その対策として、通常授業日以外に「定期テスト対策」を行い、中学のテスト範囲を集中的に学習します。定期テスト対策を行っている塾は、他にもたくさんありますが、多くの中学から通う大手学習塾などでは、各中学の範囲や出題傾向に合わせたきめ細かい対応にはどうしても限界があり、すべての生徒に対して成果の上がるテスト対策を行うのは難しいでしょう。その点では、当塾の場合、地の利を活かして地域に密着したきめ細かい対応が可能です。わざわざ遠方まで時間をかけて他の塾に通うよりは、断然効果も上がるものと考えています。具体的に言えば、当塾では、中間期末テスト期間中は、日曜日を含めて、テスト終了までのほぼ１週間、連日テスト対策を実施しています。この定期テスト対策の成果として、毎年、中３生においては、ほとんどの塾生が自己最高得点と最高順位を達成しています。尚、この定期テスト対策は、月謝以外の別途の費用はいただいておりません。
　塾としての最終目標はあくまでも高校入試で志望校に合格させることですが、中３生になって受験を間近に意識するまでは、なかなか先々を見越した勉強はできないものです。先々を見越した勉強とは、実際の高校入試の問題で、志望校合格を可能とする得点力をつけるための勉強です。どの入試問題でも、どの科目でも、それぞれに傾向があり、その傾向に合った正しい勉強をしなければ、合格には結びつきません。出題傾向も何も考えずに自己流で勉強して、良い結果を出すのは正直困難です。
　例えば、群馬県の入試問題の場合、数学は他県と比べて非常にレベルが高く、関数や図形の証明問題は、学校の定期テストとは比較にならない位、難度が高いです。教科書内容をしっかり理解していても、受験用の「特別な勉強」をしない限り、学校の定期テストで常に満点近い点数をとっている子でも、入試問題には絶対対応できません。志望校によって、目標とする点数は変わってきますが、難関進学校を目指すのであれば、差のつく問題でいかに点数に結びつけられるかが合否を分けるカギとなります。
　また、数学に限らず、英語の入試問題も、学校の定期テストよりはるかに難しく、長文読解と英作文の問題は相当な準備を要します。社会と理科も、一昔前の暗記科目といった位置づけではなく、単純な用語を書かせる問題よりも、用語の意味を説明させたり、原因・理由を文章化する記述問題の配点が非常に高くなっています。記述問題に対応するためには、深い知識が必要なので、これも一朝一夕には身につくものではなく、長い時間をかけて対策を練る必要があります。
　最後、国語については、何度も読んだことのある教科書の本文から出題される定期テストとは異なり、その場で初めて目にする文章を限られた時間で正確に読み取る力が求められます。要旨要約や作文などが毎年必ず出題され、かなり字数も多いので、問題の処理能力の高さも問われます。
　こういった各科目の入試問題の傾向を十分ふまえながら、志望校合格に向けた周到な準備と適切な学習方法を当塾では提示していきます。もちろん、公立入試に限らず、私立や高専などを志望する場合には、その高校に合った万全な準備をしていきます。規模の小さい塾が比較的不利とされる入試での情報量の差も、当塾で実施するモギテストは、大手学習塾と同様のものなので、テストなどで得られる情報量についても大手とそれほど大差なく、的確な進路指導が可能です。